★つれづれ出張所♪

プログラム開発情報(主にAndroidと組み込み系)を発信していま~す。(*^_^*)

くるま

Tesla Model 3 の後付けメーターの取り付け方法です。

テスラ・モデル3のマイナーチェンジが行われるようですが、現行型もまだまだ魅力を失っていませんし、なんなら気分も変えられる実用的なカスタマイズなど如何でしょうか?

って事で、いまさらながら社外品の後付けメーターの簡単な取り付け方法をここに記載したいと思います。(どちらかと言うと右ハンドル車の配線ルートの説明かな?)

車両(モデル3)のマイナーチェンジが行われた事により後付けメーターの入手も困難になってくるかと思いますので、このページを見て自分でも付けられそうだな?と思った方は早めに動きましょう!

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【注意】
超詳しくは本ブログに記載していません。
そこそこの経験者に分かってもらえるような書き方をしています。
車の電装品取り付けの初心者が、気軽に取り付けをしないようにする為です。
今回の取り付けは、どちらかと言うと簡単な方ではありますが、それなりのリスクもあります。
あくまでもオウンリスクを受け入れる方が対象になります。
てか、なんでこんな事を書かなきゃいけない国になっちまったんだよぉ~~~
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今回の対象モデルはインフォテインメント系CPUにINTEL(ATOM)チップを搭載した車両になります。
2022後期?~のAMD(Ryzen)搭載車(およびモデルY)は、また違った配線処理になるので注意です。
参考になるとは思いますが・・・。(^^;)

こちらは「SATONIC」と言う所のオフィシャルから購入しました。
 ※多分このSATONICが開発元だと思われます。
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 ※きれいな化粧箱に入ってきました

Aliexpressで「SATONIC Official Store」「Model 3 & Y Smart Dashboard」で検索すると出てきます。
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 ※今はもう叩き売り状態になっていますよw

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※簡単な取り付け工具も入っていましたが、使い辛いので使いませんw

ここにファームウェアのアップデート方法と取り付け方法などが載っています。

まずは「Intel cable installation」欄をみてイメージトレーニングしてくださいw
ただし先のサイトは左ハンドル用の取り付け方法です。
実際の右ハンドルでは、こんなに簡単にはできません!注意ください。


【パーツ購入&取り付け前の確認】
1点を除き、取り付けは比較的簡単です。

問題なのは、助手席足元上にあるECU?に取り付けられているコネクターの付け外しが必要なのですが、その作業が非常に困難です。
作業スペースが狭い(全く無い!)ので、少なくとも手が小さい人以外は、ほぼ不可能ではないかと思ってしまう程です。
 ※もしくは、それをうまくカバーする治具ツールを自作できる方のみ?だと思います

1)助手席足元下のパーツを外します。
方法は、過去のブログを参照してください。

2)対象のコネクターを確認する
助手席シートを後ろまで最大にずらしてから、頭から潜り込んで確認します。
センターコンソル部上を見上げると以下の写真の様なコネクターが見つかります。
てか、頑張って見つけてください。かなり狭いところです。
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赤く丸した「灰色」のコネクターです。
写真では大きく見えますが、実際には非常に狭いスペースです。

これを見て、さらに手を入れて触れてみて、このコネクター端子を自分なら「取り外し出来る!」と「確信!!!」したらメーターパーツを速攻でポチって下さい。(^^;)
 ※実際には、取り外しと共に分岐コネクターもこの場所に入れながら接続しないといけないので、作業スペースが狭い事も考慮の上「確信」の判断をしてください。


【実際の作業】
1)パーツの取り外し
テスラ(モデル3)は比較的簡単に各種内装パーツは取り外せられます。作業性が良いです!
構造をよく見て無理せず外しましょう。
絶対に無理やりに外さないでください。壊れますw

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先ほどの対象コネクターを確認した時と同じ作業とともに、、、
 ・運転席側足元下のパーツを取り外し(これも過去のブログを参照してください)
 ・ダッシュボードの取り外し
 ・センターコンソールのサイドの左右のみ取り外し
 ・ステアリグコラム上のパーツを取り外し
  ※タッチパネルの設定からステアリグを手前に目いっぱい引き出しておいてから作業してください

ステアリグコラムのはめ込んであるパーツの取り外し(のみ)は、ロックが結構固いので、必ずプラ製の取り外し器具を使ってください。固いもの(ドライバー等)でこじ開けようとすると必ず傷が付きます。気をつけてください!

2)タッチパネルから車両の電源をOFFにする
  作業する場所のドアなどは全て開けておいてからOFFにすること。
  ※OFFにしてからドアを閉めたりすると再度電源が入ってしまう為!
  ※スマホアプリも再度、電源がONになってしまうので使用禁止!
  しばらくする(数分~20分。時と場合による)と車体からリレー音が「カチン」とするのでそれが電源OFFの合図です。

3)配線ルートの確保&通す
配線ルートは重要です。元々、左ハンドル様に作られているのでケーブル長に余裕がありません。
よって面倒でもコンソール中央を通す必要があります。
 ・最初に例のECUコネクターの分岐取り付け作業を行います。
 ・終わったらセンターコンソール下の大きな空間から運転席側にケーブルを通します。
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 ・ステアリグコラムの隙間から配線を通す
  ここでは配線通しツール(写真では黄色い針金)を使って引っ張り上げています
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 ・メーターパーツと共にケーブルを接続して取り付ける
  ステアリングシャフトが動くのでそれも考慮しつつケーブルを通します。

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※メーターのパーツ裏ですが、凄くきれいな作りです。
※ちなみにコネクターのプラ部に異音防止の為アセテートテープ(布製のテープ)を巻いておくのをお勧めします。ハイ!

4)仮で確認を行う
全ての配線が終わったら、きちんと取り付けが行われたか確認のために車両の電源をONにする。
問題なくメーターが起動したら楽しみは後にしましょう♪
念のために再び車両の電源をOFFにしします。

5)外した内装パーツを元に戻して終わり
ゆっくり確実に傷をつけないように戻しましょう!
あとはファームウェアのバージョンを確認して古ければアップデートしましょう。


【さいごに・・・】
自分が購入した当時は、車体のアップデートで動作がおかしくなったのでサポートに連絡しながら対策された新ファームを送ってもらいました。
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今はホームページにアップされているので便利になりましたね。(^^)/


ちなみにもう一度、取り付けろと言われたら自分は辞退しますw
手が傷だらけでボロボロになるんで二度とやりたくありません(汗)。
それでもこのメーターは空調(吹き出し口)の邪魔にならないし、本当に純正品みたいで良い感じですよ。
取り付ける意味は確実にある!と思っているパーツです。
ちょっと取り付けが大変な所がありますが、DIY派はせひトライしてほしいと思います♪

PS.
Tesla車の紹介リンクをブログ上に設置しました。
Tesla車が気になったアナタ!こちらのリンクから試乗や購入して頂けると双方にメリットがあるので、ぜひお願いします♪(^^)/
※テスラ紹介プログラムの概要は、次のオフィシャル・ホームページにて確認できます。
https://www.tesla.com/ja_jp/support/refer-and-earn


【告知です】 ※日本のAmazon.co.jpでも売っているみたいですが同じものかは分かりません。


Tesla モデル3 コストコのワイパー加工方法♪

うちのモデル3さんが来てからそろそろ2年を迎えようとしています。
特に不具合もなく順調にしていますが、消耗品であるワイパーを交換してみました。

その界隈では、有名なコストコで買えるMichelinワイパーが使えるとの事ですが、実際に見た目を重視するとカバーの加工が必要です。(カバーを付けなければポン付けOK)
ですが、その具体的な方法が誰も示されてくれていないので記載しておきます。

まず、サイズは以下の通り。
 ・26インチ(650ミリ)
 ・19インチ(475ミリ)
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ネット検索するとテスラ・モデル3として検索しても、BMWのが出てくる可能性があるので注意!
 ※自分はこれで間違ったの買ってしまい返品交換してもらいました(汗)。コストコ最高!

取り外し方や、付け方は他の方の動画なりブログを参照してください。
てか特に間違う事もないと思いますが・・・(^^;)

そして問題の加工方法です。

リューターでカットしている人も居るようですが、プラが溶けてその後の加工が面倒な事になるので使わない方が良いです。どうするかと言うと、OLFAから売っている「ホビーのこ」でカットするのが使いやすく定番です。(のこ歯付きで千円もしないで売ってます)
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自分は、車内内装とかのプラパーツで細かいもののカットは、全てこれを使っています。

取り付けパーツは、ワイパー付属の「TLN A1-3」と書いてあるものを使います。

だいたい写真のような部分(四角くMichelin文字がデザインされている窪みの所から2~3ミリ程度内側です)でカバーをカットするとピッタリ収まります。
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 ※何度も車(車庫)と加工場(部屋)行き来して、導き出したカットポイントです。これが一番時間がかかった!
 ※しかし、他の方は何でこの重要情報を載せてくれないんだと思ったり・・・w

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切るのは1個あたり1分30秒でした。なのでどんなに遅い人でも2分もあれば切れると思います。

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最終的に全パーツを取り付けるとこんな感じ。ピッタリサイズです。

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そしてこのサイズでカットすると、いい感じで本体とロックされるので、カットしたカバーがパカパカと浮き上がる不安もまったくありません。

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ちょっと写真が見辛いですが、完ぺきにフィットします!

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助手席側もミリ単位で、際まで届きジャストフィット!

特に雨の日にいっぱい乗っていた訳じゃなかったので、純正ワイパーでも多少の不満程度?で済んでいましたが、交換すると全然違いますね。ビビり音しなくなったり、スッキリ拭き取れたり。

という事で、1本千円程度で買えるコストコのワイパー良い感じです。ハイ♪


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テスラ モデル3 向けアプリの開発進捗ですけど・・・5

色々と車両の解析がすすんで、少しづつ機能を増やしている段階です。


そんで、、、書くの忘れていたのですが、アプリの目標として以下の2点を考えながら作っています。

 1)メーターとしての機能

 2)走行状態の確認機能


■1)メーターとしての機能

モデル3には、運転席正面にメーターが無いのが個人的に微妙なので、それを補足する意味も込めて作っています。中華通販で買うメーターよりもカッコイイお気軽なメーター欲しいでしょう?(笑)

とりあえず、ヘッドランプの処理(車両解析できず。特にフォグランプ・・・)以外は出来た感じでしょうか?

正直ライトは正面のスマホ・アプリで確認しなくても、車両の画面を見れば十分なんですがね。
よって現状のバージョンでも問題なくメーターとして使えると思っています・・・(^^)/


現在は、縦向きレイアウト固定で作っているのですが、納得いくものになった段階で横向きレイアウトの作成に入ります。これが完成したら正式に公開するかも!?で頑張っています。


■2)走行状態の確認機能

これは完全に趣味の世界です。モデル3のAWDシステムのモーター出力が路面状況などにより、常に変わっているみたいなので(運転してても実感できます!)、それを視覚的に見れるようにしたいなぁ~!って思っています。

で、これは優先度がそれほど高くなくアプリを正式公開してから、追って開発していきたいと思ってます。


海外の方が作っている「scan my tesla」ってアプリを購入させてもらい、それを使うと車両情報がたくさん出て来るので頑張れば出来るはず!?
あとこのアプリだとブレーキの温度も4輪個別に見れるみたいなので、これも付けてみたいです。

てか、こんな所にまでセンサー付けてるの?テスラすげー!(;´∀`)

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 ※それにしてもこのアプリは使い辛い…w
 ※あとオフィシャルデバイス M-OBD-V01A でも動作しました♪



なお、、、
ツイッター上でもつぶやいていましたが、先週の連休はプログラムではなく画像作成に勤しんでました。(^_^;)

最近のスマホの画像は旧来のビットマップ画像ではなく、ベクター画像を扱った方が端末の差を吸収して綺麗に表示されるので頑張ってやってみました。

ベクター画像は、Adobeのillustratorで作るのが一般的?なんでしょうが、さすがに遊びで作っているので高額なソフト代を払うのに躊躇します。

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そこで代替えになるフリーウェア?のInkspaceと言うのを勉強してみました。

(検索すると使い方を教えてくれるホームページが沢山あり情報を提供している方々に感謝です!)

このソフト機能が豊富で覚えるのが大変なのですが、慣れてくると結構いろいろと出来るようになってきました。

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良くある?メーター内のアイコンが作れるようになったので、Androidの開発ツールに組み込んでみました。


そして実際のAndroid実機の画面です。

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開発初期の頃から結構変わって、イイ感じになった!?と思っています。
ドアオープンの処理も加わっています!(^_^;)


てな感じで、この画像等を組み込んだベータ版を近日中(?)に配布する予定です。

テスターさんお楽しみに♪
 (※募集も引き続きしております!

なお、本業がちょっと忙しくなるので次のバージョンアップは結構先になると思います・・・
すみません。。。






【緩募】テスラ・モデル3向けアプリのベータ配信しますワ♪5

どうもです。

Tesla model 3向けのメーターアプリ(Android向け)が、それなりに動作してきましたのでテストして頂ける方を正式に募集させて頂きます!

screen_01 screen_20 screen_10
(※この画面は開発中のものです。最終的には変更される部分を多分に含まれていますw)

このアプリは、車両信号線(CAN-BUS)からデータを読み込みスマートフォン上にカッコ良く表示するのを目標に開発しています。(^_^;)

とりあえず試してみたいとか、テスト&デバッグしてみたいと言う方は、ぜひ応募してみてください。


なおアプリを使用するには、車両本体と専用ハードウェアとして以下の2点が必要です。


1)テスラ・モデル3に対応したOBDと言われる分岐ケーブル
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 ※こう言うの↑が売っています

2)Bluetooth対応のELM327デバイス

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 ※上記のようなやつですね

これら2点のハードウェアは、別途ネット・ショップ等でお求めください。

※時間はかかりますが日本の通販サイトよりも海外中華サイト(aliexpressとか)ですとお求めやすい価格で購入できます


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【※ELM327補足】

ELM327デバイスは、STNs 拡張コマンドに対応した OBDLink MX/LX や vGate vLinker MC(+) を使用すると信号通信速度が速いので、より快適に使用可能です。

※STNs拡張コマンドに対応するには、本アプリのデバイス設定を変更する必要があります。


【※OBD2に関する補足】

OBD分岐ケーブルと記載していますが、テスラ・モデル3は、OBD2規格には対応していません。

中華通販などではモデル3向けにOBD2ケーブルとして販売されていますが、便宜上OBD2と表記していると思います。

これらのケーブルは、本アプリの様にテスラ車のCAN-BUS信号線専用に開発されているアプリ向けです。

このケーブルからELM327デバイスを介してCAN-BUS信号線を読み出しています。

間違ってもOBD2仕様のスキャナー機器などをテスラ・モデル3には接続しないで下さい。

最悪、車両が暴走しますのでご注意ください。

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なおベータ版の配信には、Google Playのベータ配信機能を使います。

この配信機能は最大で100名が限度となっているので、こちらの開発機ぶんを引いた90名+α程度の募集が最大人数となります。基本先着順(最初は20名程度で徐々に枠を広げようと思ってます)としますが応募が多い時などは抽選とさせていただく可能性があります。またAndroid端末に登録されているGoogle ID(メールアドレス)の登録が必要です。

上記の点は、予めご了承ください。



今ですとSR+(いまは名称無しのスタンダード?)であるFR車のデータが取りたいので、特にSR+グレードをお乗りの方!お待ちしております。

(自分はロングレンジAWDなので、まぁまぁ調査が出来ております)


あと、まだしばらく先の事になりますが、最終的にアプリは有料などの何かしらのインセンティブを頂く事にしようと思っています。今回のベータ版では制限を設けていませんがご承知おきください。


てな感じで使ってみたい方は、以下のGoogleフォームから応募ください。
 →【応募フォーム】

 ※2022/10/24~ モデルYの方のみ受け付けています
お待ちしております♪(^^)/




テスラ・モデル3向けアプリの進捗!イイ感じっス!♪5

やっと車両からデータが取れて簡単な表示が出来るようになりました!(^_^;)
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 ※既存車向けの「OBDマルチメータ」アプリを元に改良してテスラ向けにしています。

両手が塞がって大変だったのでピンぼけ気味ですが、必死に動画を撮ってみましたので見てみて下さい。

取り敢えず、速度とシフトポジションの通信データが判明しております。(^^)/

それにしてもモデル3のCANに流れているデータが多すぎて解析が大変です。
またCAN-BUS上のデータも物凄い量の通信が発生しており、ELM327デバイスの処理が限界です。

ここからは、技術的な事になりますが、、、ユーザーにとってはお手軽!?、開発者にとっては超大変!なBLE接続だと、CAN通信の取りこぼしがBluetooth(SPP)よりも多い感じです。これは悩み所です・・・。

よって、ELM327デバイスは素性が知れているオフィシャル品を推奨とするかもしれません。。。
 ※一応、その他ELM327デバイスでも動作するように努力しますが保証は出来ないッス…

なお今回作っているアプリは、CANデータの読み込み(盗み見?)しかしていませんし、アプリからのデータ送信はしません!アプリのデータを車両に割り込ませるのは、はっきり言って危険だと思いますしね。
特に車両のバージョンアップが機敏にあるテスラでは尚更です・・・(>_<)
よってアプリを実際に公開した場合(多少は!?)安心かと思っています。


で、、、何回でも言います!
テスラ・モデル3には『OBD2には対応していません!』

中華通販などではモデル3向けにOBD2ケーブルとして販売されていますが、便宜上OBD2と表記していると思います。
これらのケーブルは、このアプリみたいにテスラ車のCAN通信専用に開発されているアプリ向けです。
(そのケーブルをELM327デバイスを介してCAN通信を読み出しています)
間違ってもOBD2仕様のスキャナー機器などをテスラ・モデル3には接続しないで下さい。
最悪、車両が暴走します。。。


あと、完成はいつになるか?不明ですが、、、(汗)
アプリを正式に公開した場合には課金などを考えています。
その点は、あらかじめご了承ください。m(_ _)m


【以降、宣伝になります】
オフィシャルのELM327デバイスは『楽天市場、Katsunoki』さんで発売中です♪


テスラ・モデル3電源ACCもどき?取り出し方法。本格的な取り出し方編♪

まず、お約束の記載になります。
この情報は2021年9月中旬に納車された車両の情報となります。
2021年6月頃の納入車両から色々と変わっているみたいなので、それ以前や将来的にも同じとは限らないので、ご承知おきください。あくまでも個人責任でお願いします!
また前回の記事を読んでない方はそちらを先にご覧ください。

GND(アース)の取り方。
いくつか取り出し場所を見つけましたが、一番楽なのと確実なのが次の場所になります。
 ※写真にはチェック用のリード線が付いていたりしますが適時無視してください
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助手席グローブボックス下に取り付けられている、メインECU?と思われる場所になります。
 ※このポイントは多分12Vバッテリーから直結されています
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ここのETCケーブルが垂れ下がっている場所の奥上部中にあります。
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このトルクスねじにアース線を割り込ませます。
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写真のクワ型端子で入ります。

なおこのトルクス(星形)ねじ部ですが、緩めても反対側のナットも一緒に回るので外れません。
てか外してはいけませんが、割り込ませる隙間が出来ません。(ナットも外しちゃうと再取付が面倒だと思うので気を付けて!)
反対のナット部にラチェット(確か8ミリ?)を噛ましてからトルクスねじを少しだけ緩めてクワ型端子を噛ませます。
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写真にあるような小さな工具を用意しましょう。

以上、こんな感じでGND(アース線)は設置できます。

ちなみにAピラー?ドア部?ちょい下にあるこのネジ部(左右側共に!)もアース部になっていましたが、、、
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車体のメイン・ボルト?を緩める勇気は無かったのでスルーしました。勇気のある方はどうぞ・・・w


ここから本題です。ACC電源のポイントです♪
ズバリ運転席側のAピラー?ドア部?下にあります。
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ここのケーブルの束がある所をほぐしていくと、いくつか太い赤いケーブルがあります。
(オリジナルの黒テープを外すときは、元の線を傷つけないように注意!)

束の中にある、微妙に一番ぶっ太い赤ケーブルになります。
微妙に細いのがいくつかあるのでトラップに注意ですw

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黄緑色の線とツイストしてあるのもそれっぽいですが、これは違います。

それも含め3本くらいそれっぽいのがありますが更に奥を探ってください。

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とにかく一番太い赤ケーブルです。

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保証できないので、念のためクランプメーターでチェックされるのをお勧めします。

よくある青いカプラーでカシメて分岐します。(線が太く狭いので結構大変です)
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なお線が太く規格ギリギリなので、念のためにタイラップで補強するのを推奨します。
基本(青)カバーが外れても短期的には問題はないのですが、メイン線ですのでとにかく予防するに越したことはないです!安全第一!!!

その後、分岐部→10Aヒューズ→2分岐(1つ将来の予備)→シガーソケット→ナビ、ドラレコを繋ぎました。
写真撮ったと思ったんだけど無かった・・・。

なおセンターコンソール奥下には、左右に貫通する巨大なスペースがありました!(^_^;)
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 ※運転席側から見た所・・・
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 ※助手席側から見た所・・・
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ここにシガーソケットなどの大型部品を置いておきました。
なおシャーシむき出しだったので異音対策に難燃材 (合繊ニードルフェルト) を敷いておきました。

それにしてもテスラのナビはバカすぎます!(最近の輸入車ナビは全部そんな感じですが・・・)
もうやってられない!のでゴリラを導入しました。それでもカロナビに比べて微妙な点は沢山ありますが、純正ナビよりまともです。
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3Dプリンターで台座を作ってみました。直付けしていないので将来的に綺麗に取れるので良い感じです。
(右側に置くか左側に置くか、まだお試し中ですが・・・)

てな感じでテスラ・モデル3のACC電源のブログ記事でした。
お役に立てれば嬉しいです♪

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テスラ・モデル3電源ACCもどき?取り出し方法。純正ETCラインから編♪

色々と車両の解析をする前にテスラ・モデル3のACC電源を取り出す場所を示したいと思います。
なお、この情報は2021年9月中旬に納車された車両の情報となります。
2021年6月頃の納入車両から色々と変わっているみたいなので、それ以前や将来的にも同じとは限らないので、ご承知おきください。あくまでも個人責任でお願いします!

で、、、その前に・・・
テスラ・モデル3の車両通信のデータ取れました♪(^_^;)
良く分からんと思いますがコレ↓がテスラに流れている生データっス!
CAP
でも分かっちゃいたけど、解析するのにデータ量が多すぎw
このクルマ良くある車種と違って凄い通信量ですわん。
こりゃ真面目に時間作らないと終わらないなぁ~。アプリ完成するのいつになるやら・・・


はい本題です。(;´∀`)
モデル3には通常の車で言うACC電源は存在しません。
その代わりシステムがスリープに入った時に連動する電源があります。(セントリーモードで録画記録をしている場合スリープに入らないので切れません。注意ください)
標準で取り付けてもらうETC車載器も同じ電源ラインから取られています。

なおここでは便宜上、ACC電源と記載しますが、あくまでも上記のスリープ連動電源となるのでご承知ください。

どこからそのACC電源が取られているか不明だったためETC(2.0)車載器を標準で付けました。
とは言えテスラのオプションETC車載器は、オプションとしては珍しく親切な値段設定(工賃・税込み3万円)になっていたので、普通なら迷わずに選択しましょう!(;´∀`)

で、ETC車載器の電源は、助手席側グローブボックス下に日本専用?でケーブル(&コネクター)が出ています。
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 ※青いコネクターから半分先がテスラ専用のETCとセットで付いてくるケーブルになります
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※通常では手に入らない?コネクターケーブルと思われます
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この青いコネクターは特殊?なやつなので、容易に手に入らないと思いますし、自分は外すことが出来ませんでした・・・。(ツイッターで騒いだけど結局、外せませんでした・・・w)
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オプションでETC車載器を取り付けてもらわない場合は、この青いコネクター(上半分部)は流用せず、ぶった切ってギボシ端子に交換などしましょう。

ラインは以下の通りになっています。
 赤=12V
 緑=12V
 黒=GND(アース)
なお、赤緑線共に例のACCもどきラインになっていました。同じって事ですw
(緑は12V直結ではありませんでした)

簡単な電装機器であれば、ここから電源を取れは問題ないと思います。
ただし、容量の大きい電装品だと電源容量オーバーになる可能性が大なのでオススメしません!(線もクソ細いですし・・・)

ちなみに純正のケーブルは、各所にアセテートテープ(布製のテープ)が巻かれており異音対策がされております。
ETC受信機をダッシュボード上からフロントガラス部に移設するのが、モデル3オーナーには流行っていますが、横着せずこのアセテートテープをケーブルに巻かれるのをお勧めします。
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最初は他の方と同じく、そのままケーブルを這わしましたが、悪い路面の道だと微振動に共鳴して異音が微かに発生したのでアセテートテープを巻きました。その後は大丈夫でした!

と言う事で、まずは安易な方法の説明でした。
ちなみにテスラ・モデル3の内装をはがすのは、検索すると各種情報が載っているのでそちらを探してみて下さい。でも今までこれらの作業をやっていた人ならば、テスラはやり易かったので感だけで行けちゃうと思います(笑)!


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テスラ車は自動録画しています。その記録メディアについて。

テスラ車には、自分の購入したモデル3も含め、前後左右にカメラが沢山ついています。
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これは、セキュリティーにも使えるようになっていて、、、
 ★ドライブ中のドラレコ機能!
 ★停車中の監視機能!
と別売品を購入して取り付けなくても標準で付いており機能します。

しかも車両が異常を検出すると、持ち主にスマホへ通知したり、不審者を威嚇(音やライト等)したり、それはそれは物凄いセキュリティ機能が付いています。
よって駐車場でドアパンとかして逃げても無駄なので、きちんと名乗り出て下さいね♪w
 ※ガソリン車と違い監視機能のバッテリーもまず切れませんので、写っていないって事もありません(笑)

で、、、この録画データをどこに記録するのかと言いますと、車体そのものに記録と同時に外部USBデバイスに記録できます。
自分が購入した車両には、純正で128GのUSBメモリーが付いていました。
ですが、その容量だと心許ないのと、何度も記録を繰り返すと劣化するので定番のSSD化を行いました。

普通であれば、テスラユーザーで定番の推奨SSD?を使うのですが、PC用のSSDが結構手元にありますので、それを流用する事にしました。
 ★SSD本体:A-DATA製 SU630(容量1TB)
 ★SSDケース:ORICO製 2521C3(USB-TypeC接続ケーブル付)

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1TBもの容量があれば、十分でしょう!(;´∀`)
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と言う事で、安いUSBケースと共にモデル3のグローブボックス内に取り付けました。

相性もある?との噂でしたが、問題なく動作しました!(USB-SSDコントローラーにド定番のチップを積んでいるのを選んでいるのも勝因と思いますw)
なお、WindowsPCでパーティションを2つに分割してから車両に接続しています。
 ★768GBを今回の録画記録用
 ★残り200GB位をオーディオ(MP3とか)用
※やり方は取説見て下さい・・・w

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それにしても妙にピッタリな、グローブボックス内のくぼみにジャストフィット♪
 ※SSDケース上面にアクセスLED(青色)があるんで、ピッタリ見えます。

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格安車検証入れ(スヌーピーの絵柄が載っていたやつ)を入れても大丈夫ですよ。
 ※なぜか車検証入れのみ車両に付属されていません。今まで車を買って初めてです。(^^;)

なお監視機能で録画されたものは、こんな感じで車両でも再生できます。
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車両の前をカートを押す人が録画されたものになります。(実際の映像は綺麗です。ブログ掲載するのにわざと汚くしています)
イベントの発生した部分で、赤い●印が示されるので確認するのも楽です。AIとか?で画像解析されていると思われます。
 ※フロントとは別にリヤ、右、左も個別で録画されているので、拡大表示しても綺麗に再生できます

と言う事で、とりあえずセキュリティに関して最強!?となりました♪


■告知です
   

■SSDケースは楽天市場の「風見鶏」さんも見てみて下さい



もの凄い久しぶりに自動車(テスラ・モデル3)を買いました♪

クルマのブログなので「みんカラ」に上げるのがセオリー?なのですが、今回特殊なことをやりたい!?と思っているので、それが「みんカラ」の規約に触れそうなので?こちらに書いていこうと思っています。

まず、12年ちょっとぶり?に車を購入しました。巷で話題の電気自動車のテスラ・モデル3です。
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色々と言われて叩かれ易い?メーカーですが、やっている事の先進性などが気に入り、思い切って購入しました。(5月頭にポチって9月中旬に納車となりました♪)
とにかくスマホライクと言いますか、OTAバージョンアップで機能がどんどん変わって行くので、購入後も楽しめそうなのも購入ポイントです。

そして、そのスマホみたいな部分に興味が沸いて、調べたら世界にはテスラを解析している方々が沢山いました。
例えばですが、以下になります。。。

いずれも車両通信(主にCAN-BUS)をキャプチャーして色々とどうなっているのか?を調べて一部ですが公開してくれていたりもします。
で、これら先人の解析により事前に色々と分かっていたので、自分も「やってみたく!」車両購入にたどり着いた次第です(笑)。

まずは、テスラ界隈の方々はOBDと騒いでいる品になりますが、、、
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このようなCANを取り出す変換ケーブルを繋いでアプリを作ってみたい次第です。( ̄ー ̄)ニヤリ
 (※このケーブルに12Vとアースが来ているので分岐すれば疑似ACC電源取るの楽っす!)

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今までに発売させて頂いている『新型OBDマルチメーター』本体を使えば、CAN通信のデータが取り出せるので、これとの組み合わせで行こう!と思っています。
 (※この↑写真で写っているOBDマルチメーター本体は開発用の試作品です)

なお、テスラはOBD2仕様のコネクターや通信は一切ないので、OBD2とは違います。念のため・・・(^^;)
(テスラをOBD2仕様でプログラムしても一切車両通信を取得できませんヨ!)

と言いう事で、最初に書いた「みんカラ」だと宣伝などは一切やってはいけない規約なので、、、
(市販されているOBDマルチメーターとかバシバシ書いているので宣伝扱いになっちゃう!?)
こちらのブログでテスラ・モデル3の解析やらアプリやらも、一緒に書いていこうかな?と思っています。

PS.
うまく行けば、お世話になっている販社さん(MAXWINブランド)からケーブルとOBDドングル機器のセットで販売してもらおうかと思っています。(^_^;)






OBD2の分岐ケーブルは使えるのか?使えないのか?4

結構まえからOBD2の分岐ケーブルが使えない!とか、どうすれば使える?のかネット上で見受けられます。
デマ情報?や頓珍漢な回答を行っているものも見受けられるので、ここで説明したいと思います。

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まず、回答として分岐ケーブルが使えるのは「条件による!」と答えておきます。
ここからは、その仕組みと使えない理由を示していきたいと思います。

1)通信接続プロトコルによる
OBD2と一言にいっても、接続コネクターと通信コマンドのザックリな仕様だけですので、この仕様に合致しないものは分岐して使えません。
例えば、当方のアプリで示す「SUZUKI K-LINE」や「TOYOTA K-LINE」などのOBD2仕様ではないメーカー独自プロトコルは、間違いなく使えません。

2)K-LINEなどのシリアル通信はダメ!
さらにCANと呼ばれる通信方式以外のプロトコルは、シリアル通信(昔のRS232Cみたいな感じ)なので、1対1通信が基本となるので使えません。
例えば、「XXX K-LINE」とか「ISO9142」「SAE J1850」「ISO 14230」などが該当します。
これらの通信プロトコルでは、2つのデバイス機器から互いに割り込んで通信は出来ないのでNGとなります。

3)CAN通信は複数接続できるけど・・・
「ISO 15765-4 CAN」などのCAN通信は、通信規格上複数デバイスを接続しての通信は可能となっています。
ただし、ここで注意したいのはOBD2仕様のコマンドでは、1対1通信を前提として作られているので、複数の接続されたデバイスからコマンドが発行(送信)されると、そのコマンドが衝突する時があるので、殆どの車両は誤動作を起こし得ます。
少なくとも当方のアプリ(「OBD Info-san!」や「OBDマルチメーター」)は、OBD2仕様に基づいたコマンドを車両に向けて発行(送信)するので、同じような仕組みのデバイスと接続するには注意が必要です。

例えばですが、CAN通信で車両専用の読み込みしかしないデバイスとの組み合わせだと、分岐して双方のデバイスで動作する可能性が非常に高いです。ただし、このような機器は極まれだと思われます。

4)どちらか片方のみであれば動作する?
分岐させたデバイスを2台同時に動作させずに片方のみであれば、動作する可能性が高いです。
ただし、K-LINEなどのシリアル通信は、規格が古い為ノイズにも弱く信号が減衰する可能性がある為、かなり高性能なケーブル(&更に短いケーブル)でないとお勧めしません。
またソフトスイッチが付いたOBD2ドングルだとモノによっては、勝手に起動してしまう可能性もあるので、注意してください。特にAUTO接続プロトコルがONになっているとドングルが各種通信プロトコルを試すのでハチャメチャな事になり兼ねません。

以上になります。
どうでしょうか?
OBD2分岐ケーブルが使えるのは基本的にCAN通信をしている車両のみと思ってください。
また使えたらラッキー!と思うくらいの余裕でお試しくださいネ!

当方も開発用にOBD2分岐コネクターは使っていたりしますが、、、
BP8021113
こんな付け方(ドングル2個)では双方同時に動作しませんので注意してくださいね。(;´∀`)