★つれづれ出張所♪

プログラム開発情報(主にAndroidと組み込み系)を発信していま~す。(*^_^*)

Android

Android12の罠!?・・・スプラッシュ画面にご注意あれ!

テスラ向けアプリの開発をしています。
地味~に時間かかっていますが、良い感じでとりあえずの完成に向け進んでいます。

なおテスターに応募された方、ほぼ全員に連絡しています。(2022/05/17現在)
でもGoogleのテスターログを見ると、起動している人が少ない様な?今回は匿名で使ってもらっているので皆さんが使われているのか?さっぱり分かりません(汗)。
よって応募したけど返信が来ていない方は、迷惑メールを確認して頂くか、折り返し連絡頂ければと思っとります。
Screenshot_20220517-183801
※現在の最新版は、こんな感じのレイアウトになっています。ハイ!


ここから本題です。
今回ブログの記事にしたのは、上記テスラ向けアプリ開発中にAndroid12の実機(Pixel5a)でのみ再現する摩訶不思議な現象に関してです。
なおターゲットAPIをAndroid12にしていることが条件です。(11以前の過去のAPIでは再現しません)
また開発用のシミュレーター(Android12)やその他のバージョンのAndroidでは再現しません。
あしからず・・・。

これは端末の不具合かな?と思って、結構前から放置していたのですが、何度かのバージョンアップを繰り返しても一向に良くなる気配が無かったので、重い腰を上げて原因調査を行いました。

結論から言うと、Android12での起動ライフサイクルに関与しているのが分かりました。
こちらにあるGoogleオフィシャルのドキュメントを見ると次のようにプログラムが呼ばれます。

activity_lifecycle
これに関してはAndroidのプログラムをやっている方であれば、おなじみのシーケンスです。
特に問題ないと思います。

ですが、、、Android12の実機では、アプリ初回起動時に以下の様に呼ばれていました。
 onCreate() → onDestory()  → onCreare() → あとはいつもの感じ・・・
(※2回目起動時などキャッシュに格納された場合この限りではない)

なんと!、アプリ側の呼び出し onCreate() が呼ばれた直ぐに onDestory() が呼ばれ、
再度 onCreate() が呼ばれていたのです。

onDestory() って、終了処理じゃありませんか!
OS側で一旦終了させてるって何事!?(;´∀`)

これ自体は、仕様通りと言えばそれまでですが、、、なんか無理やり感があるw

で、、、これで何が悪さをするかと言うと主にスプラッシュ画面です。
 ※アプリの起動時に一瞬表示されるあの起動画面です
特に昔から説明され重宝されていた Activity を使って、初期化を行い暫く経ったら、別画面(別Activityなど)に遷移させるってやつを、別スレッドで行うとハマります。

別スレッドで待機中には onDestory() で、きちんとスレッドを停止させておかないと、別画面に遷移するのが
2つ起動させてしまいます。
非常に分かり辛いですが、アプリを終了してもまた画面が表示されたりして「なんじゃ?こりゃ?」状態になりかねません。

この罠にハマっているアプリを結構見かけます。(アプリが終了せず無限起動するとか・・・)
てか、某パンダ銀行さんはやく直してくれw

以上です。
なおAndroid12からスプラッシュ画面の機能が加わり大幅に変更されています。
 ※これもあって起動処理が変わったのではないかと推測・・・

開発者のみなさん注意しましょう!(^^;)


【広告です】※オフィシャルデバイスはこちらから・・・


最新Android Studio (Chipmunk) では日本語化でハマります!

Androidの開発ツールである、Android Studioを皆さん使っていますよね?
最近新しい安定板の Chipmunk 2021.2.1 が出てきました。
as_chipmunk

これに関する日本語化のお話です。

Android Studioを起動したら、いつものようにバージョンアップがあるとの通知が出たので、何も考えずにアップデートを実行しました。

で、、、すべて完了したので再起動したら・・・
as_err
こんなの出てしまい起動しなくなりました。(;´∀`)
 ※画像は検索してパクってきました。中華圏Winかな?

Error launching studio
Could not find main class com/intellij/idea/Main


うむ~、結構昔に見た事があるような Java に関するエラーだと感じ速攻で各種Java関連のバージョンアップを実行。でも全然起動しない・・・(涙)

仕方がないので、Android Studioもインストールし直してみるも玉砕・・・。

そこから途方に暮れて、思い出したように日本語化が問題か?と、一般的に良く行っている「Pleiades プラグイン」で実現していた日本語化を全て削除する事にしました。
とは言え、Android Studioを再インストールしたのに「何で?」って思うかもしれませんが、設定ファイルは別にありこれを修正しないと、いくら再インストールしてもそのファイルを参照されてしまい永遠にダメな仕組みみたいでした。


以下、自分への忘備録も兼ねて、英語化への戻し方と新しい日本語化の方法です。(※対象はWIndows11です)

■Pleiades プラグインの日本語化をやめる
日本語化したAndroid Studioを元の英語にするために以下の手順で戻します。

➀セットアッププログラムを実行して、Pleiadesの設定ファイルがあるファイル位置(フォルダ)を検索する。
as_setup

②このファイルをテキストエディータで編集する。
 ※最下2行のような場所を # でコメントアウト、もしくは削除する。
as-edit

これを行う事で、Android Studioが元の言語(英語)で起動できます。


■新しい日本語化の方法
プラグインの仕組みを使って日本語化をしていきます。

➀Android Studioを起動してバージョン(ビルド番号)を確認する。
as-ver2
as-ver

②JetBrainsのサイトから公式言語パックをダウンロードする。

③確認したビルド番号に対応したファイルをダウンロードする。
 ※この例では、赤く示した『212』の部分が該当する番号になります
as-down

④Android Studioの「プラグイン」タブから設定を開き「ディスクからプラグインをインストール」を選ぶ。
as-pinstall
 先ほどダウンロードした .zip ファイルを指定する。


これで日本語化が完了します。
as-jp-pack



これからは、この方法でAndroid Studioを日本語化しましょう♪

さいごに様々な方々の日本語化に感謝!
と同時にGoogleさんが主導して日本語化してほしいデス!
 ※Googleさん日本で儲けているんだからそれくらいはやって欲しい
 ※マイクロソフトを見習って!VisualStudioの日本語化は完璧やで♪


 

テスラ モデル3 向けアプリの開発進捗ですけど・・・5

色々と車両の解析がすすんで、少しづつ機能を増やしている段階です。


そんで、、、書くの忘れていたのですが、アプリの目標として以下の2点を考えながら作っています。

 1)メーターとしての機能

 2)走行状態の確認機能


■1)メーターとしての機能

モデル3には、運転席正面にメーターが無いのが個人的に微妙なので、それを補足する意味も込めて作っています。中華通販で買うメーターよりもカッコイイお気軽なメーター欲しいでしょう?(笑)

とりあえず、ヘッドランプの処理(車両解析できず。特にフォグランプ・・・)以外は出来た感じでしょうか?

正直ライトは正面のスマホ・アプリで確認しなくても、車両の画面を見れば十分なんですがね。
よって現状のバージョンでも問題なくメーターとして使えると思っています・・・(^^)/


現在は、縦向きレイアウト固定で作っているのですが、納得いくものになった段階で横向きレイアウトの作成に入ります。これが完成したら正式に公開するかも!?で頑張っています。


■2)走行状態の確認機能

これは完全に趣味の世界です。モデル3のAWDシステムのモーター出力が路面状況などにより、常に変わっているみたいなので(運転してても実感できます!)、それを視覚的に見れるようにしたいなぁ~!って思っています。

で、これは優先度がそれほど高くなくアプリを正式公開してから、追って開発していきたいと思ってます。


海外の方が作っている「scan my tesla」ってアプリを購入させてもらい、それを使うと車両情報がたくさん出て来るので頑張れば出来るはず!?
あとこのアプリだとブレーキの温度も4輪個別に見れるみたいなので、これも付けてみたいです。

てか、こんな所にまでセンサー付けてるの?テスラすげー!(;´∀`)

Screenshot_20220220-165438 Screenshot_20220220-165514
 ※それにしてもこのアプリは使い辛い…w
 ※あとオフィシャルデバイス M-OBD-V01A でも動作しました♪



なお、、、
ツイッター上でもつぶやいていましたが、先週の連休はプログラムではなく画像作成に勤しんでました。(^_^;)

最近のスマホの画像は旧来のビットマップ画像ではなく、ベクター画像を扱った方が端末の差を吸収して綺麗に表示されるので頑張ってやってみました。

ベクター画像は、Adobeのillustratorで作るのが一般的?なんでしょうが、さすがに遊びで作っているので高額なソフト代を払うのに躊躇します。

ss172117
そこで代替えになるフリーウェア?のInkspaceと言うのを勉強してみました。

(検索すると使い方を教えてくれるホームページが沢山あり情報を提供している方々に感謝です!)

このソフト機能が豊富で覚えるのが大変なのですが、慣れてくると結構いろいろと出来るようになってきました。

ss012653
良くある?メーター内のアイコンが作れるようになったので、Androidの開発ツールに組み込んでみました。


そして実際のAndroid実機の画面です。

Screenshot_20220220-171254863 Screenshot_20220220-171425889
開発初期の頃から結構変わって、イイ感じになった!?と思っています。
ドアオープンの処理も加わっています!(^_^;)


てな感じで、この画像等を組み込んだベータ版を近日中(?)に配布する予定です。

テスターさんお楽しみに♪
 (※募集も引き続きしております!

なお、本業がちょっと忙しくなるので次のバージョンアップは結構先になると思います・・・
すみません。。。






【緩募】テスラ・モデル3向けアプリのベータ配信しますワ♪5

どうもです。

Tesla model 3向けのメーターアプリ(Android向け)が、それなりに動作してきましたのでテストして頂ける方を正式に募集させて頂きます!

screen_01 screen_20 screen_10
(※この画面は開発中のものです。最終的には変更される部分を多分に含まれていますw)

このアプリは、車両信号線(CAN-BUS)からデータを読み込みスマートフォン上にカッコ良く表示するのを目標に開発しています。(^_^;)

とりあえず試してみたいとか、テスト&デバッグしてみたいと言う方は、ぜひ応募してみてください。


なおアプリを使用するには、車両本体と専用ハードウェアとして以下の2点が必要です。


1)テスラ・モデル3に対応したOBDと言われる分岐ケーブル
 PA091247
 ※こう言うの↑が売っています

2)Bluetooth対応のELM327デバイス

 elm327
 ※上記のようなやつですね

これら2点のハードウェアは、別途ネット・ショップ等でお求めください。

※時間はかかりますが日本の通販サイトよりも海外中華サイト(aliexpressとか)ですとお求めやすい価格で購入できます


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【※ELM327補足】

ELM327デバイスは、STNs 拡張コマンドに対応した OBDLink MX/LX や vGate vLinker MC(+) を使用すると信号通信速度が速いので、より快適に使用可能です。

※STNs拡張コマンドに対応するには、本アプリのデバイス設定を変更する必要があります。


【※OBD2に関する補足】

OBD分岐ケーブルと記載していますが、テスラ・モデル3は、OBD2規格には対応していません。

中華通販などではモデル3向けにOBD2ケーブルとして販売されていますが、便宜上OBD2と表記していると思います。

これらのケーブルは、本アプリの様にテスラ車のCAN-BUS信号線専用に開発されているアプリ向けです。

このケーブルからELM327デバイスを介してCAN-BUS信号線を読み出しています。

間違ってもOBD2仕様のスキャナー機器などをテスラ・モデル3には接続しないで下さい。

最悪、車両が暴走しますのでご注意ください。

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なおベータ版の配信には、Google Playのベータ配信機能を使います。

この配信機能は最大で100名が限度となっているので、こちらの開発機ぶんを引いた90名+α程度の募集が最大人数となります。基本先着順(最初は20名程度で徐々に枠を広げようと思ってます)としますが応募が多い時などは抽選とさせていただく可能性があります。またAndroid端末に登録されているGoogle ID(メールアドレス)の登録が必要です。

上記の点は、予めご了承ください。



今ですとSR+(いまは名称無しのスタンダード?)であるFR車のデータが取りたいので、特にSR+グレードをお乗りの方!お待ちしております。

(自分はロングレンジAWDなので、まぁまぁ調査が出来ております)


あと、まだしばらく先の事になりますが、最終的にアプリは有料などの何かしらのインセンティブを頂く事にしようと思っています。今回のベータ版では制限を設けていませんがご承知おきください。


てな感じで使ってみたい方は、以下のGoogleフォームから応募ください。
 →【応募フォーム】

 ※2022/10/24~ モデルYの方のみ受け付けています
お待ちしております♪(^^)/




最新の車両にはELM327は、もう古い!古すぎる!?3

どうもです。あけおめですが、、、記事そのものは年末に書いていますw
んで、最近テスラ車向けのアプリ作成にハマっています。
Screenshot_20220102-184012555
 ※開発中のスクリーンショットです。
 ※テスト用に色々と表示してますので最終ではありませんヨ!(^_^;)

このテスラと言うクルマ、既存の車両と違って車両通信(CAN-BUS)のデータが大量にありなかなか手ごわいです。

最初は、ELM327チップのCAN-BUS読み取り機能を使えば大丈夫じゃね?って感じで開発していたのですが壁にぶつかりました。

ELM327チップだと、処理が遅くて?データの取りこぼしが発生してしまいました。。。
下記の様な感じでデータが流れるのですが、Bluetoothの通信バッファが少ないのか?止まってしまいます。
 (車両CAN-BUS)ELM327 ⇔ Bluetooth ⇔ Android端末

ELM327から BUFFER FULL とエラーが出て通信停止してしまいます。
このエラーが出たら速攻で再読み込みを開始するようにプログラムしてみましたが、どうしてもデータ落ちが発生します。もちろん通信量を減らすために色々とELM327の機能を使って制限したりしていますが、どうしても限界があります。

だいたい30%くらいデータが抜けてしまいます。
ちなみにBLE通信にすると50%以上、データ抜けしてしまいました。(iPhoneに対応するとなると遅そう・・・w)
省電力機能のBLE通信だからか?何だかんだ言って複雑な通信するからBLEのボトルネックかと思っています。

まぁ、これでも動かない訳ではないのですが、タイミングによっては動作がもっさりしてしまいます。
(表示がリアルタイムに反映してくれない感じ・・・)

何だかんだ言って、ELM327チップって、世の中に出てから10年以上は経っている?と思うので超最新の車両相手にはキツイ(古い)感じですかね?


と言う事で、安くて何かないかなぁ~っと・・・


てか、前から気になっていたELM327上位互換の以下2つをピックアップしてみました。

 1)OBDLink シリーズ (STN1110系チップ)
スクリーンショット 2021-12-29 015333スクリーンショット 2021-12-28 193013
 ※こちらは値段が高いだけあって技適を取得してあるみたい・・・?

 2)vGate vLinkerシリーズ(MIC3313系チップ)
スクリーンショット 2021-12-28 192815
 ※この写真は古い筐体ケースで、新しいのが出たばっかりみたい。

もとはOBDLink(社?が)は、ELM327のコマンドにプラスして、たくさん新機能を追加して強力にしたものです。ELM327の拡張クローンって感じです!
そしてvGate社のvLinkerシリーズは、OBDLinkで追加された新機能コマンドとの互換をしつつ、ちょびっと機能アップしたものです。 ※古い筐体ケースだと見た目がOBDLinkにそっくり!?(^_^;)

なおOBDLinkシリーズで使われているSTN1110チップのデータシートPDFは以下からダウンロードできます。
これを見るとELM327のATコマンドをサポートしつつ、新たなコマンドが沢山追加されています。
そしてこのSTN1110で追加されたコマンドを眺めてみると、今回テスラ車に対応するのにボトルネックになっていた部分に対応できそうなコマンドが発見できます♪

vGate社のホームページにあった比較表では以下のような感じ。
スクリーンショット 2021-12-28 192736
 ※要は高速通信のために UartのBaurateが速くBufferが大きいのが重要だと思ってます。
 ※あとvLinkerは、bytes sent が、8→1023と凄い多いのが気になります!


本来であれば、オリジナル(と言えるよな?{笑})のOBDLinkをポチるべき!?ですが、いかんせん価格が高いw
想定通りちゃんと動作するか分からんものに高額払うのはやな感じなので、安い方のvGate vLiner MC(+) BT3.0 タイプをポチりました。とりあえずこれで動くか確認してみます!


で、、、テスラ・モデル3向けアプリのELM327デバイス(互換デバイス?)は以下のサポートにしようと思います。

1)vLinkerデバイス(MIC3313系) 又は OBDLinkデバイス(STN1110系)
 ※接続方式がBT3.0とBT4.0があるがBT3.0(SPP)のみとします。まぁ使える速度?←追記:かなり使える速度!
 ※正式には vGate VLinker MC(+) BT3.0版 と OBDLink LX(MX+は多分使える?)

2)OBDマルチメータ(オフィシャルデバイス)
 ※BLE接続(一番遅い)とBluetooth接続(そこそこ遅い)。技適あり。安い!(^_^;)

3)よくあるELM327デバイス(Bluetooth接続←そこそこ遅い)
 ※クローンが多いので動作保証はしません
 ※今回のCAN-BUSアクセスに対応していないものもあったりしますので・・・w

てな感じで、考えております。


なお、モデル3のウィンカーの通信データが判明しております。( ̄ー ̄)ニヤリ
今の所、速度、シフトポジション、ウィンカーが表示できます!
外部メーターとして、最低限の機能が付けられると思います。ハイ♪


テスラ・モデル3向けアプリの進捗!イイ感じっス!♪5

やっと車両からデータが取れて簡単な表示が出来るようになりました!(^_^;)
PXL_20211211_054240377
 ※既存車向けの「OBDマルチメータ」アプリを元に改良してテスラ向けにしています。

両手が塞がって大変だったのでピンぼけ気味ですが、必死に動画を撮ってみましたので見てみて下さい。

取り敢えず、速度とシフトポジションの通信データが判明しております。(^^)/

それにしてもモデル3のCANに流れているデータが多すぎて解析が大変です。
またCAN-BUS上のデータも物凄い量の通信が発生しており、ELM327デバイスの処理が限界です。

ここからは、技術的な事になりますが、、、ユーザーにとってはお手軽!?、開発者にとっては超大変!なBLE接続だと、CAN通信の取りこぼしがBluetooth(SPP)よりも多い感じです。これは悩み所です・・・。

よって、ELM327デバイスは素性が知れているオフィシャル品を推奨とするかもしれません。。。
 ※一応、その他ELM327デバイスでも動作するように努力しますが保証は出来ないッス…

なお今回作っているアプリは、CANデータの読み込み(盗み見?)しかしていませんし、アプリからのデータ送信はしません!アプリのデータを車両に割り込ませるのは、はっきり言って危険だと思いますしね。
特に車両のバージョンアップが機敏にあるテスラでは尚更です・・・(>_<)
よってアプリを実際に公開した場合(多少は!?)安心かと思っています。


で、、、何回でも言います!
テスラ・モデル3には『OBD2には対応していません!』

中華通販などではモデル3向けにOBD2ケーブルとして販売されていますが、便宜上OBD2と表記していると思います。
これらのケーブルは、このアプリみたいにテスラ車のCAN通信専用に開発されているアプリ向けです。
(そのケーブルをELM327デバイスを介してCAN通信を読み出しています)
間違ってもOBD2仕様のスキャナー機器などをテスラ・モデル3には接続しないで下さい。
最悪、車両が暴走します。。。


あと、完成はいつになるか?不明ですが、、、(汗)
アプリを正式に公開した場合には課金などを考えています。
その点は、あらかじめご了承ください。m(_ _)m


【以降、宣伝になります】
オフィシャルのELM327デバイスは『楽天市場、Katsunoki』さんで発売中です♪


OBD Info-san!の故障診断機能について考える

どうもです。

久しぶりにブログを書こうと思った本題は、こちらの件になります。

 

CAP20
Android
向けに公開しているOBD Info-san!アプリです。


s10
このアプリには、故障診断をする機能が付いています。

 ※ただし有償版のみになります。

 

で、、、今までに非常に多い問い合わせがOBD2仕様でない車で使用して故障診断が出来ない!って話。

すでに色んな所に掲載および告知していますが、本アプリの故障診断機能は、OBD2仕様の車でしか動作しません。OBD2仕様でない車は基本動作しないんです。←これ重要ですよ!
(※OBD2仕様の車両のみと書いてあるのに問い合わせあるのが不思議でならないッス…)

 

「たま~」にOBD2仕様以外の車でも診断できちゃう事があるみたいですが、それはこちらでも想定しないない動作になります。

ただし、この「たま~に」動作する車両があるので、OBD2仕様以外の接続でも許容してプログラムを作っちゃっています。

(ガチガチに制限を設けていないって事っす!)

日本車の独自プロトコルを自覚している人は、その点は『承知の上!』リスクを覚悟できる人のみ、故障診断機能を使ってみて下さい。(←当たり前ですが保証は一切できません)
 

それから何で故障診断機能が有償版のみなんだ!とみみっちい事言う方がいるみたいですが、診断機能の画面は質素でも、診断情報はOBD2仕様に基づき(&一部メーカーの独自コードも一部含んでいます)、すごい量のデータを組み込んでいます。

ErrorCode
こんな感じで、約600件ほどのDTCエラーコード情報が組み込まれています。

そんな感じで大変なんですよ。わかって頂けたら幸いです。(>_<)

 

 

あとこのブログサービスでHTTPS化が出来るようになりました。

近いうちにHTTPS対応します。

場合によっては、リンク切れ等が起きるかもしれませんが、こちらも温かく見守って頂けると嬉しいです。。。(;´∀`)

更にアプリにも新しい動きがあります。近いうちにブログで報告させて頂きます♪

OBD2アプリですがVgateさんのドングル(iCar Pro)に対応します!

2~3か月くらい前の事です。
Vgate社さんからメールでいきなり、うちのOBD2アプリに対応してくれませんか?と連絡が来ました。
とりあえずサンプルでELM327デバイスを送ってくれると言うので、受け取ることにしました。

DSCN8139
で、さっそく到着し、軽く試すとエラーで止まってしまいます。トホホ
 ※これちょっと前(結構まえ?)に他のユーザーさんからVgateのドングルで動作しないと聞いていたような・・・?ちょっとうろ覚え。その時は、このドングルの値段が高すぎたので対応しなかったです…。

あらら、、、と思っていましたが、いかんせん時間がないので夏休みの宿題と自分に言い聞かせていました(笑)。
で、夏になり、、、やっと原因が分かりました。
詳しくは秘密!?(;´Д`)

OBD2アプリですが、次期バージョンまではいじる予定はなかったのですが、とりあえず現状のOBD2アプリで対応出来そうなのでやってみました。いま最終確認中です。数日でバージョンアップ(Ver1.8.4.0)配信します。ハイ♪

ちなみに対応したのは、Vgate社製BT3.0バージョンの製品になります。
(これ以外にもBLE4.0版も送ってもらっていましたが、まだ解析出来ていないので対応しません!間違わないように・・・)

DSCN8307

なおこのドングルは、ELM327のバージョンが2.2と怖ろしいナンバーを返します。
 ※お値段が高いから本物なのかな?→ https://www.elmelectronics.com/ic/elm327/
よって日本車固有のプロトコル(最近のではなく古い年式の車両ね!)では、動作しないと思います。

あと何となくですが、基板を眺めると豪華な作りです。売値が高いのも頷ける気がします。
DSCN8306

セレブな方は、このVgateのBT3.0バージョンも良いかもしれませんね♪

出来ればオフィシャルドングルを入手してほしいですが・・・ (;´∀`)



Android版OBD2アプリをアップデート(Ver1.8.3.0)しました

久しぶりにAndroid版のOBD2アプリをアップデート(Ver1.8.3.0)しました。(;´∀`)
オフィシャルホームページのサーバー変更(URL変更)に従い、主にアプリ内に埋め込まれているホームページのURLを変更したものになります。
ですが、現在ではURLの変更と言うたったそれだけの変更ではPlayストアに提出できなくなっています。
https://developer.android.com/distribute/best-practices/develop/target-sdk?hl=ja
上記URLにある通り最新のGoogle Playの規約によりアプリの動作保証する最低OS(API)レベルを引き上げなければなりません。

まず、このOBD2アプリは当時みなさんの強い要望などによりAndroid OS 2.3などにも対応しているため最新のSDKなどを導入するのが非常に困難です。
これはどういう事かと言いますと、最低OS(API)レベルを引き上げるには『大雑把な書き方ですが…』OS2.3などに対応している機能を削り、代わりに最新機能を組み込まなければなりません。
そうすると、今まで動作していた端末で動作しなくなる・・・。

でも最新端末でも動作させよ!とGoogle様から指令が出ています。仕方がありません。(>_<)

と言う事で、アプリをアップデートさせるためにSDKなどをガッツリ更新(修正)しました。
それに従いAndroid OS 4.x 以下の端末において、今回のバージョンアップで制限を設けさせてもらいました。
修正に対する制限は次の通り・・・
 ・セキュアなSSL/TSL通信方式に変更
  ※OS 4.x以前の古いOSでは、正常なSSL/TSL通信が行われない端末があります
  ※その事によりアプリの一部機能が正常に動作しない可能性があります

例えば、、、
 住所や道路名取得などの通信が出来なくなります。
 車両情報を提供して頂くサーバーとの通信が出来なくなります。
など・・・。

あと新規インストールを行うとAndroid OS 6.0~以降では、パーミッション(アプリの権限)リクエスト制御が発動します。(最近のアプリインストールでよく見かける次の画像↓にあるやつです!)
Screenshot_20190325-185927 Screenshot_20190325-185933

これらを全て「許可」にしないと、まともに動作しませんので承認してください。(端末設定のアプリ一覧からも許可にできます)
SDへのログ書き込み、BluetoothやGPS(位置情報)をアプリが使用するために必要な権限になります。
※それにしても何でこんな制御(プログラム)を開発者に求めるんだ!?今迄みたいにOSに組み込んどけよ!めんどくせーだろ~~~~(;´Д`)


最後にアップデートの配信は、すごく遅くなる(ゆっくり届く)ように設定しています。
古い端末の人で、こんなアップデートしなくない!って方はアップデートしないでください。
でも、、、時間の問題で、いずれにしても各種機能が停止します。(配信サーバーも古い端末からのアクセスを除外するため)

今後は、開発が非常に大変(対応できない!)なので対象Android OS を 5.x もしくは 6.x 以降などの最新端末にさせていただこうと思っています。
インストール数をみると、特に4.x系でアプリを使っていただいている方が多いので早めに最新端末にアップグレードしておいてください。セキュリティにも関わります(下手すりゃ周りに迷惑をかける!)ので、切に願います・・・m(_ _)m

※ Andorid 4 TSL として検索すると様々なアプリが対象外になって来ているのが、お分かりになられるかと思います。。。

以上、今回のバージョンアップに関しての報告&注意事項でした。

今後のアプリ開発などのおはなし・・・など。。。

むむむ。。。久しぶりの更新です。

今回は、ちょっと重いおはなしです。(;´Д`)

■Windows Phone向けアプリです。
こちらが開発したスマホ向けアプリは、ほどんどがWindowsPhone向けです。
最新?のWindows 10 Mobile向け専用には開発していません。
 ※はっきり言ってwin 10 mobileって駄作じゃね?WP8の出来が良すぎたよ!(;´Д`)
そして、マイクロソフトでのサポートもほぼ終了していく段階にあります。
WindowsPhone向けのダウンロードもほぼ終了すると言う話ですし・・・。

と言う事で、こちらもサポートを終了させて頂こうと思っています。m(_ _)m

そもそも今まで開発機に使っていたmadosmaが使えなくなってしまいました。
DlsczreUwAA4Kqr
 ※バッテリーが膨らんでアウトです!もう新しく購入する気にもなれません・・・

それにしてもWindowsPhoneのLumia機(WP8.xの時)が発売されたころはすごかったです。
今だから言えますが、OBD2アプリがAndroid版とは比較にならない位に凄まじくダウンロード(売れた!)されて自分でもびっくりしました。
ただしマイクロソフトがLumiaから撤退と言われた時からガタン!と落ちました。
きちんと良いものを開発すれば世界相手にやっていける!と思っていた時期でしたので、これはショックでした。

あと今まで一切言わなかったですが、本国のマイクロソフトからYOUをサポートする!と連絡が来たのも良い思い出。(^_^;)
日本のマイクロソフトの方からも本国からサポートしろ!と連絡が入っていた様で直接問い合わせが来たのもビックリしたのでした。(いやぁ~、この頃は楽しかったですぅ~♪)

でもねぇ~、一般開発者をサポートしてもWindowsPhoneが普及していたとは思えず!?
やっぱり大手を相手に金銭サポートしないと。。。(そんな話は一切聞いたことなかったし・・・)

と言う事で、思い出話はここら辺でおしまい。

そしてWindowsPhoneアプリからは撤退(放置)します。ハイ♪
今からダウンロードしてxxxを直してとか要望頂いてもNGです。そもそも開発機がもうありません。

でも、気が向いたら既存のWindowsストア向けアプリは作ろうと思っています。
ただしアプリは新規に作ると思いますので、既存アプリでの引継ぎなどはしないつもりです。
ご了承ください。&ごめんなさい。


■Android向けアプリについて
問い合わせとかで、OBD2のアプリは開発続いていますか?と良く頂いております。
見捨てていません。忙しかったんです。忙しいんです。。。(´Д`)

とは言え、今現在なんと!新たなOBD2アプリを開発中です。これはちょっと特殊用途向けなので今までダウンロードして頂いた方向けではありません。(たぶん、きっと・・・)
P_20180909_150250
 ※↑開発中アプリをチラ見せだよ。(;・∀・)

ただし、上記開発中アプリの副産物!?として、ELM327デバイスとの接続ロジックを大幅に改良、バージョンアップする事により大変使いやすくなっています。(通信プロトコルの追加はありません。誤解無き様に・・・)

これを組み込んでOBD Info-san!の新バージョンに取り入れようと思っています。

ただし、もう古い端末には対応しません。
はっきり言って開発量(コーディング工数が増える)やチェックする工程が増えて大変です。
個人でやるレベルじゃなくなってしまいます。

よって面倒なので絶対にAndroid 5.x 以降~にします。
 ※場合によっては、6.x や 7.x 以降にしちゃう可能性もあり!?
その点はご了承ください。

てか最新端末も最近は安いので確保しておいてください。お願いです♪

とは言え、既存のバージョンアップだともうチャリンされず資金的にきつくなり、どうしても開発の優先順位が下がるので、、、今まで通り『気長に!(春ころまで?)』お待ち頂ければと思います。


で、、、簡単なアンケートです。(2018末までの予定)
Android Autoなど、どうするか?悩んでいますので暇な方はお答えください。
アンケートフォーム ※←Googleフォームにリンクしてます
特にプレゼント等はありませんがヨロシクです。
 ↑
アンケートは終了しました。m(_ _)m