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★つれづれ出張所♪

プログラム開発情報(主にAndroidと組み込み系)を発信していま~す。(*^_^*)

最新Android Studio (Chipmunk) では日本語化でハマります!

Androidの開発ツールである、Android Studioを皆さん使っていますよね?
最近新しい安定板の Chipmunk 2021.2.1 が出てきました。
as_chipmunk

これに関する日本語化のお話です。

Android Studioを起動したら、いつものようにバージョンアップがあるとの通知が出たので、何も考えずにアップデートを実行しました。

で、、、すべて完了したので再起動したら・・・
as_err
こんなの出てしまい起動しなくなりました。(;´∀`)
 ※画像は検索してパクってきました。中華圏Winかな?

Error launching studio
Could not find main class com/intellij/idea/Main


うむ~、結構昔に見た事があるような Java に関するエラーだと感じ速攻で各種Java関連のバージョンアップを実行。でも全然起動しない・・・(涙)

仕方がないので、Android Studioもインストールし直してみるも玉砕・・・。

そこから途方に暮れて、思い出したように日本語化が問題か?と、一般的に良く行っている「Pleiades プラグイン」で実現していた日本語化を全て削除する事にしました。
とは言え、Android Studioを再インストールしたのに「何で?」って思うかもしれませんが、設定ファイルは別にありこれを修正しないと、いくら再インストールしてもそのファイルを参照されてしまい永遠にダメな仕組みみたいでした。


以下、自分への忘備録も兼ねて、英語化への戻し方と新しい日本語化の方法です。(※対象はWIndows11です)

■Pleiades プラグインの日本語化をやめる
日本語化したAndroid Studioを元の英語にするために以下の手順で戻します。

➀セットアッププログラムを実行して、Pleiadesの設定ファイルがあるファイル位置(フォルダ)を検索する。
as_setup

②このファイルをテキストエディータで編集する。
 ※最下2行のような場所を # でコメントアウト、もしくは削除する。
as-edit

これを行う事で、Android Studioが元の言語(英語)で起動できます。


■新しい日本語化の方法
プラグインの仕組みを使って日本語化をしていきます。

➀Android Studioを起動してバージョン(ビルド番号)を確認する。
as-ver2
as-ver

②JetBrainsのサイトから公式言語パックをダウンロードする。

③確認したビルド番号に対応したファイルをダウンロードする。
 ※この例では、赤く示した『212』の部分が該当する番号になります
as-down

④Android Studioの「プラグイン」タブから設定を開き「ディスクからプラグインをインストール」を選ぶ。
as-pinstall
 先ほどダウンロードした .zip ファイルを指定する。


これで日本語化が完了します。
as-jp-pack



これからは、この方法でAndroid Studioを日本語化しましょう♪

さいごに様々な方々の日本語化に感謝!
と同時にGoogleさんが主導して日本語化してほしいデス!
 ※Googleさん日本で儲けているんだからそれくらいはやって欲しい
 ※マイクロソフトを見習って!VisualStudioの日本語化は完璧やで♪


 

テスラ モデル3 向けアプリの開発進捗ですけど・・・5

色々と車両の解析がすすんで、少しづつ機能を増やしている段階です。


そんで、、、書くの忘れていたのですが、アプリの目標として以下の2点を考えながら作っています。

 1)メーターとしての機能

 2)走行状態の確認機能


■1)メーターとしての機能

モデル3には、運転席正面にメーターが無いのが個人的に微妙なので、それを補足する意味も込めて作っています。中華通販で買うメーターよりもカッコイイお気軽なメーター欲しいでしょう?(笑)

とりあえず、ヘッドランプの処理(車両解析できず。特にフォグランプ・・・)以外は出来た感じでしょうか?

正直ライトは正面のスマホ・アプリで確認しなくても、車両の画面を見れば十分なんですがね。
よって現状のバージョンでも問題なくメーターとして使えると思っています・・・(^^)/


現在は、縦向きレイアウト固定で作っているのですが、納得いくものになった段階で横向きレイアウトの作成に入ります。これが完成したら正式に公開するかも!?で頑張っています。


■2)走行状態の確認機能

これは完全に趣味の世界です。モデル3のAWDシステムのモーター出力が路面状況などにより、常に変わっているみたいなので(運転してても実感できます!)、それを視覚的に見れるようにしたいなぁ~!って思っています。

で、これは優先度がそれほど高くなくアプリを正式公開してから、追って開発していきたいと思ってます。


海外の方が作っている「scan my tesla」ってアプリを購入させてもらい、それを使うと車両情報がたくさん出て来るので頑張れば出来るはず!?
あとこのアプリだとブレーキの温度も4輪個別に見れるみたいなので、これも付けてみたいです。

てか、こんな所にまでセンサー付けてるの?テスラすげー!(;´∀`)

Screenshot_20220220-165438 Screenshot_20220220-165514
 ※それにしてもこのアプリは使い辛い…w
 ※あとオフィシャルデバイス M-OBD-V01A でも動作しました♪



なお、、、
ツイッター上でもつぶやいていましたが、先週の連休はプログラムではなく画像作成に勤しんでました。(^_^;)

最近のスマホの画像は旧来のビットマップ画像ではなく、ベクター画像を扱った方が端末の差を吸収して綺麗に表示されるので頑張ってやってみました。

ベクター画像は、Adobeのillustratorで作るのが一般的?なんでしょうが、さすがに遊びで作っているので高額なソフト代を払うのに躊躇します。

ss172117
そこで代替えになるフリーウェア?のInkspaceと言うのを勉強してみました。

(検索すると使い方を教えてくれるホームページが沢山あり情報を提供している方々に感謝です!)

このソフト機能が豊富で覚えるのが大変なのですが、慣れてくると結構いろいろと出来るようになってきました。

ss012653
良くある?メーター内のアイコンが作れるようになったので、Androidの開発ツールに組み込んでみました。


そして実際のAndroid実機の画面です。

Screenshot_20220220-171254863 Screenshot_20220220-171425889
開発初期の頃から結構変わって、イイ感じになった!?と思っています。
ドアオープンの処理も加わっています!(^_^;)


てな感じで、この画像等を組み込んだベータ版を近日中(?)に配布する予定です。

テスターさんお楽しみに♪
 (※募集も引き続きしております!

なお、本業がちょっと忙しくなるので次のバージョンアップは結構先になると思います・・・
すみません。。。






【緩募】テスラ・モデル3向けアプリのベータ配信しますワ♪5

どうもです。

Tesla model 3向けのメーターアプリ(Android向け)が、それなりに動作してきましたのでテストして頂ける方を正式に募集させて頂きます!

screen_01 screen_20 screen_10
(※この画面は開発中のものです。最終的には変更される部分を多分に含まれていますw)

このアプリは、車両信号線(CAN-BUS)からデータを読み込みスマートフォン上にカッコ良く表示するのを目標に開発しています。(^_^;)

とりあえず試してみたいとか、テスト&デバッグしてみたいと言う方は、ぜひ応募してみてください。


なおアプリを使用するには、車両本体と専用ハードウェアとして以下の2点が必要です。


1)テスラ・モデル3に対応したOBDと言われる分岐ケーブル
 PA091247
 ※こう言うの↑が売っています

2)Bluetooth対応のELM327デバイス

 elm327
 ※上記のようなやつですね

これら2点のハードウェアは、別途ネット・ショップ等でお求めください。

※時間はかかりますが日本の通販サイトよりも海外中華サイト(aliexpressとか)ですとお求めやすい価格で購入できます


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【※ELM327補足】

ELM327デバイスは、STNs 拡張コマンドに対応した OBDLink MX/LX や vGate vLinker MC(+) を使用すると信号通信速度が速いので、より快適に使用可能です。

※STNs拡張コマンドに対応するには、本アプリのデバイス設定を変更する必要があります。


【※OBD2に関する補足】

OBD分岐ケーブルと記載していますが、テスラ・モデル3は、OBD2規格には対応していません。

中華通販などではモデル3向けにOBD2ケーブルとして販売されていますが、便宜上OBD2と表記していると思います。

これらのケーブルは、本アプリの様にテスラ車のCAN-BUS信号線専用に開発されているアプリ向けです。

このケーブルからELM327デバイスを介してCAN-BUS信号線を読み出しています。

間違ってもOBD2仕様のスキャナー機器などをテスラ・モデル3には接続しないで下さい。

最悪、車両が暴走しますのでご注意ください。

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なおベータ版の配信には、Google Playのベータ配信機能を使います。

この配信機能は最大で100名が限度となっているので、こちらの開発機ぶんを引いた90名+α程度の募集が最大人数となります。基本先着順(最初は20名程度で徐々に枠を広げようと思ってます)としますが応募が多い時などは抽選とさせていただく可能性があります。またAndroid端末に登録されているGoogle ID(メールアドレス)の登録が必要です。

上記の点は、予めご了承ください。



今ですとSR+(いまは名称無しのスタンダード?)であるFR車のデータが取りたいので、特にSR+グレードをお乗りの方!お待ちしております。

(自分はロングレンジAWDなので、まぁまぁ調査が出来ております)


あと、まだしばらく先の事になりますが、最終的にアプリは有料などの何かしらのインセンティブを頂く事にしようと思っています。今回のベータ版では制限を設けていませんがご承知おきください。


てな感じで使ってみたい方は、以下のGoogleフォームから応募ください。
 →【応募フォーム】

 ※2022/10/24~ モデルYの方のみ受け付けています
お待ちしております♪(^^)/




最新の車両にはELM327は、もう古い!古すぎる!?3

どうもです。あけおめですが、、、記事そのものは年末に書いていますw
んで、最近テスラ車向けのアプリ作成にハマっています。
Screenshot_20220102-184012555
 ※開発中のスクリーンショットです。
 ※テスト用に色々と表示してますので最終ではありませんヨ!(^_^;)

このテスラと言うクルマ、既存の車両と違って車両通信(CAN-BUS)のデータが大量にありなかなか手ごわいです。

最初は、ELM327チップのCAN-BUS読み取り機能を使えば大丈夫じゃね?って感じで開発していたのですが壁にぶつかりました。

ELM327チップだと、処理が遅くて?データの取りこぼしが発生してしまいました。。。
下記の様な感じでデータが流れるのですが、Bluetoothの通信バッファが少ないのか?止まってしまいます。
 (車両CAN-BUS)ELM327 ⇔ Bluetooth ⇔ Android端末

ELM327から BUFFER FULL とエラーが出て通信停止してしまいます。
このエラーが出たら速攻で再読み込みを開始するようにプログラムしてみましたが、どうしてもデータ落ちが発生します。もちろん通信量を減らすために色々とELM327の機能を使って制限したりしていますが、どうしても限界があります。

だいたい30%くらいデータが抜けてしまいます。
ちなみにBLE通信にすると50%以上、データ抜けしてしまいました。(iPhoneに対応するとなると遅そう・・・w)
省電力機能のBLE通信だからか?何だかんだ言って複雑な通信するからBLEのボトルネックかと思っています。

まぁ、これでも動かない訳ではないのですが、タイミングによっては動作がもっさりしてしまいます。
(表示がリアルタイムに反映してくれない感じ・・・)

何だかんだ言って、ELM327チップって、世の中に出てから10年以上は経っている?と思うので超最新の車両相手にはキツイ(古い)感じですかね?


と言う事で、安くて何かないかなぁ~っと・・・


てか、前から気になっていたELM327上位互換の以下2つをピックアップしてみました。

 1)OBDLink シリーズ (STN1110系チップ)
スクリーンショット 2021-12-29 015333スクリーンショット 2021-12-28 193013
 ※こちらは値段が高いだけあって技適を取得してあるみたい・・・?

 2)vGate vLinkerシリーズ(MIC3313系チップ)
スクリーンショット 2021-12-28 192815
 ※この写真は古い筐体ケースで、新しいのが出たばっかりみたい。

もとはOBDLink(社?が)は、ELM327のコマンドにプラスして、たくさん新機能を追加して強力にしたものです。ELM327の拡張クローンって感じです!
そしてvGate社のvLinkerシリーズは、OBDLinkで追加された新機能コマンドとの互換をしつつ、ちょびっと機能アップしたものです。 ※古い筐体ケースだと見た目がOBDLinkにそっくり!?(^_^;)

なおOBDLinkシリーズで使われているSTN1110チップのデータシートPDFは以下からダウンロードできます。
これを見るとELM327のATコマンドをサポートしつつ、新たなコマンドが沢山追加されています。
そしてこのSTN1110で追加されたコマンドを眺めてみると、今回テスラ車に対応するのにボトルネックになっていた部分に対応できそうなコマンドが発見できます♪

vGate社のホームページにあった比較表では以下のような感じ。
スクリーンショット 2021-12-28 192736
 ※要は高速通信のために UartのBaurateが速くBufferが大きいのが重要だと思ってます。
 ※あとvLinkerは、bytes sent が、8→1023と凄い多いのが気になります!


本来であれば、オリジナル(と言えるよな?{笑})のOBDLinkをポチるべき!?ですが、いかんせん価格が高いw
想定通りちゃんと動作するか分からんものに高額払うのはやな感じなので、安い方のvGate vLiner MC(+) BT3.0 タイプをポチりました。とりあえずこれで動くか確認してみます!


で、、、テスラ・モデル3向けアプリのELM327デバイス(互換デバイス?)は以下のサポートにしようと思います。

1)vLinkerデバイス(MIC3313系) 又は OBDLinkデバイス(STN1110系)
 ※接続方式がBT3.0とBT4.0があるがBT3.0(SPP)のみとします。まぁ使える速度?←追記:かなり使える速度!
 ※正式には vGate VLinker MC(+) BT3.0版 と OBDLink LX(MX+は多分使える?)

2)OBDマルチメータ(オフィシャルデバイス)
 ※BLE接続(一番遅い)とBluetooth接続(そこそこ遅い)。技適あり。安い!(^_^;)

3)よくあるELM327デバイス(Bluetooth接続←そこそこ遅い)
 ※クローンが多いので動作保証はしません
 ※今回のCAN-BUSアクセスに対応していないものもあったりしますので・・・w

てな感じで、考えております。


なお、モデル3のウィンカーの通信データが判明しております。( ̄ー ̄)ニヤリ
今の所、速度、シフトポジション、ウィンカーが表示できます!
外部メーターとして、最低限の機能が付けられると思います。ハイ♪


テスラ・モデル3向けアプリの進捗!イイ感じっス!♪5

やっと車両からデータが取れて簡単な表示が出来るようになりました!(^_^;)
PXL_20211211_054240377
 ※既存車向けの「OBDマルチメータ」アプリを元に改良してテスラ向けにしています。

両手が塞がって大変だったのでピンぼけ気味ですが、必死に動画を撮ってみましたので見てみて下さい。

取り敢えず、速度とシフトポジションの通信データが判明しております。(^^)/

それにしてもモデル3のCANに流れているデータが多すぎて解析が大変です。
またCAN-BUS上のデータも物凄い量の通信が発生しており、ELM327デバイスの処理が限界です。

ここからは、技術的な事になりますが、、、ユーザーにとってはお手軽!?、開発者にとっては超大変!なBLE接続だと、CAN通信の取りこぼしがBluetooth(SPP)よりも多い感じです。これは悩み所です・・・。

よって、ELM327デバイスは素性が知れているオフィシャル品を推奨とするかもしれません。。。
 ※一応、その他ELM327デバイスでも動作するように努力しますが保証は出来ないッス…

なお今回作っているアプリは、CANデータの読み込み(盗み見?)しかしていませんし、アプリからのデータ送信はしません!アプリのデータを車両に割り込ませるのは、はっきり言って危険だと思いますしね。
特に車両のバージョンアップが機敏にあるテスラでは尚更です・・・(>_<)
よってアプリを実際に公開した場合(多少は!?)安心かと思っています。


で、、、何回でも言います!
テスラ・モデル3には『OBD2には対応していません!』

中華通販などではモデル3向けにOBD2ケーブルとして販売されていますが、便宜上OBD2と表記していると思います。
これらのケーブルは、このアプリみたいにテスラ車のCAN通信専用に開発されているアプリ向けです。
(そのケーブルをELM327デバイスを介してCAN通信を読み出しています)
間違ってもOBD2仕様のスキャナー機器などをテスラ・モデル3には接続しないで下さい。
最悪、車両が暴走します。。。


あと、完成はいつになるか?不明ですが、、、(汗)
アプリを正式に公開した場合には課金などを考えています。
その点は、あらかじめご了承ください。m(_ _)m


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